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ショッピングカートカートの中身
カートは空です。 |
「胡桃油で仕上げた箸」を購入いただきましたお客様へ。 パッケージから出した直後は、やや強めの油のにおいがします。 袋の中でにおいが発散されずにこもっていた為です。 風通しのよいところに置いて発散させれば、においは弱くなります。 においは完全に消えることはありません。油が材にとどまり続ける限り、においはし続けます。 どうしてもにおいが気になる時は、風通しの良いところに放置し、 においを発散させてからお使いください。 目安は、箸を口周りに持ってきて、においがさほど気にならなくなるまでです。 「胡桃油で仕上げた箸」を生クルミを使って手入れする方法です。 用意するものは、生クルミひとかけら、布切れ、輪ゴム 生クルミはスーパーマーケットで購入することが出来ます。生鮮食品の果物コーナー近くに、ローストをしていないナッツ類がありますので、そこで見つかると思います。 布切れは、手ぬぐいでよいです。古くなった手ぬぐいでも大丈夫です。生クルミひとかけらが包める程度に切って使います。 生クルミを包んで、輪ゴムでしっかり留めます。拓本に使うタンポのような格好です。 丈夫な瓶の底の縁を使って、包んだ生クルミを叩いて砕きます。 金槌や木槌があれば理想ですが、ジャムや海苔の佃煮の瓶でも十分砕けます。 瓶はワレモノですから、適度の力加減でやってください。 下が固い方がよく砕けます。今回は木端の上でやりました。 テーブルでやる場合は、テーブルの脚がある端っこでやるとよいです。 数回叩くと、すぐに油がにじみ出てきます。 指で揉んで、さらに細かくして、油を出します。 布に油がよくにじみ出てきたら、箸に当て、油を塗ります。 細い箸先は力を加えると折れやすいので、力を加減して油を塗ります。 油がテーブルなどに付く場合がありますので、油が付いても大丈夫な所でやってください。 一回塗っただけで、つやつやになります。 油を塗ったら、少し乾かします。 塗った直後より、油っぽさが無くなってきたら、また塗ります。これを数回繰り返します。 三回塗ったところ。画像では分かりにくいですが、とても深みのあるツヤが出ています。 油が大量に付いてしまい、滴り落ちるほどになってしまったら、乾いた布でふき取ります。 逆に、油が足りないと思ったら、輪ゴムを取り、生クルミを足してください。 塗り終わったら、風通しの良いところで乾かします。 丸一日乾かして様子を見、手で触れてみてサラサラした状態になったら使えます。 製作所では、竹かごに箸が重ならないように入れて、風通しの良いところで、全面に風が当たるよう一日数回箸を動かして、一週間ほど乾かしています。 クルミは食べられます (笑) 手入れに使った布は、その都度廃棄してください。 胡桃油は可燃性で、油が浸み込んだ布を蓄積せさると、自然発火の原因となります。 手入れに使った布は、水に濡らし、丸めたり畳んだりせずに、広げた状態でゴミ袋へ入れてください。 油は、木の組織に浸み込んで木を丈夫にし、汚れが浸み込むのを防ぐ役割がありますが、 ウレタン塗装や漆 (うるし) に比べると定着は弱く、手入れ (メンテナンス) は必須です。 一ヶ月に数回、手入れをしてください。 目安は、箸が乾いてきた (白っぽくなってきた) と感じた時です。 箸先の油が取れた時の応急処置として、サラダ油を軽く塗ることも出来ます。 (サラダ油は固まらない油で、水洗いで流れ出てしまいます。) |
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